先月、いずれも20歳代の会社員の男性から、次のような相談が相次いで入りました。
　中学時代の先輩からファミレスに呼び出された。先輩の友人という男性から、美容液のマルチ商法の説明を受けた。一人を会員にするごとに8万円の収入が得られるとのこと。契約金額は50万円。周りの友人も契約していたため断れなかった。消費者金融に連れて行かれ、金を借りてその場で支払った。後日美容液が届いたが、40本の契約なのに6本しかない。詐欺かもしれない。解約して返金してほしい。
　親しい友人や先輩からの勧めであっても、もうけ話を安易に信用しないようにしましょう。マルチ商法は、人間関係の崩壊や金銭トラブルにつながる危険もあります。商品が介在していない場合はネズミ講（無限連鎖講）です。少しでもおかしいなと思ったら、すぐに最寄りの消費生活センター等に相談してください。
　
お問い合わせは、滋賀県消費生活センター：0749-23-0999、または消費者ホットライン：188まで。