大師寺 お知らせ

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お知らせ

大師寺 からのお知らせ

2010年03月10日

ほめて食え

「朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし。

元来客の身になれば好き嫌いは申されまじ。」

-『伊達政宗壁書』-

*東北の雄藩たる仙台藩主、独眼竜政宗が壁書として残した家訓の一節。

朝夕の食事は毎日のことなので、とかく不満がでる。

いちいち文句を言う人がいる。

また我が子が食物の好き嫌いを言うのを見過ごす親がいる。

そんな家庭はきっと楽しくないし、子も偏食になるのがせいぜいである。

会食などの時でも、料理やしょくじのまずさをけなす人がいる。

その一人のために会食の雰囲気をぶちこわし、せっかくの楽しい座を白けさせてしまう。

もっと楽しくありたいなとつぶやきたくなる。

『徒然草』--兼好法師は、

「食は人の天なり、よく味いを調へ知れる人、大きなる徳とすべし。」

といっている。

食事は人間の生命をつなぐ大切なもの、よく調理法を心得ている人は、

人にも自分にも利益がある、ということである。

たとえうまくなくても、調理する人に感謝したいものである。