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大師寺 からのお知らせ

2016年10月10日

高さが調節できる入浴用いすの脚の破損に注意-脚の高さ調節機構の不具合により、転倒する事故が発生-



高さが調節できる入浴用いすの脚の破損に注意-脚の高さ調節機構の不具合により、転倒する事故が発生-

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 主として姿勢保持が可能な高齢者が一般家庭などの浴室内でシャワーを浴びたり、洗体、洗髪の際に用いる入浴用いすが販売されています。これらの中には、脚の高さを調節できるものがあります。

 商品テスト部では、これまでに入浴用いすについて、脚の高さ調節機構の破損に関する2件のテスト依頼がありました。テストの結果、いずれも長期使用に伴い脚の高さ調節機構にある金属製のバネにさびが発生し、変形したことで高さ調節機構が固定できなくなったために脚が急に縮んでしまったものと考えられました。

 PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)(注1)には、2011年度以降の5年間に、入浴用いすの品質に関する相談が65件(注2)寄せられており、「いすの脚が短くなり転倒した」など、いすの脚の高さ調節機構の不具合と考えられる事例は6件(注2)あり、そのうち1件は転倒によってけがを負っていました。入浴用いすは主として高齢者が使用するものであり、裸の状態で使用することから、使用中に脚に不具合が発生した場合には、転倒し、けがを負う危険性が考えられます。

 そこで、一般家庭等で実際に使用されている入浴用いすの脚の高さ調節機構の状態を調査するとともに、現在販売されている入浴用いすの脚の高さ調節機構も調査し、消費者に情報提供することとしました。
(注1)PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)とは、国民生活センターと全国の消費生活センター等をオンラインネットワークで結び、消費生活に関する相談情報を蓄積しているデータベースのことです。
(注2)2016年7月31日までの登録分。件数は本公表のために特別に事例を精査したものです。



使用していた高齢者向け入浴用いすの調査

 一般家庭や介護施設で1年以上使用していた入浴用いすの提供を受け、使用状態を調査するとともに、使用履歴のアンケート調査を実施しました。

脚(高さ調節機構)の調査

1年以上使用していた入浴用いすの5分の1以上(34脚中7脚)に脚の高さ調節機構のバネにさびが発生しており、さびが発生した7脚はいずれも鉄製のバネが使用されていました。

使用履歴に関する調査

使用期間が短い入浴用いすにもさびが確認されました。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160915_2.html