大師寺 お知らせ

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大師寺 からのお知らせ

2010年09月09日

重陽の節句

重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで、9月9日のこと。旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれています。

陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれます。

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていました。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣がありました。しかし、現在では、他の節句と比べてあまり実施されていません。

松尾芭蕉の句  :   「草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒」