当山にては、菩提寺が無くてお悩みの方、菩提寺が遠くて先祖供養が出来ないという方ご相談下さい。皆様方のご先祖様や故人のご冥福をお祈り致します。
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大師寺 からのお知らせ
2010年12月10日
眠る
1.或るとき尊師は、王舎城の竹林園のうちの栗鼠(りす)飼養所にとどまっておられた。
2.そのとき尊師は、夜の大部分、戸外(こがい)をそぞろ歩きしておられたが、夜の明け始めたころに、両足を洗って、精舎(しょうじゃ)に入って、右脇を下にして〔右〕脚(あし)の上に〔左〕脚をのせて、よく気をつけて、はっきりと意識して、また起き上がることを考えて、獅子座(ししざ)をかまえておられた。
3.そこで悪魔・悪しき者は、尊師に近づいてから、詩を以(もっ)て語りかけた。・・・「そなたはなぜまどろむのか? そなたはなぜ眠るのか? そなたはここでひどい傭(やと)われ者のようにまどろむのか? しなたは『家が空(から)である』と思ってまどろむのか? 太陽が昇(のぼ)ったのに、なぜここにまどろんでいるのか?」
〔尊師いわく、・・・・「世の人々を誘(いざな)うために網(あみ)のようにからみつき執着(しゅうじゃく)をなす妄執(もうしゅう)は、かれにはどこにも存在しない。 一切の〈生存の素因〉が滅び尽きてしまったから、賢者はまどろむのであるが、それがお前に何の用があろうか? 悪魔よ。」 |