大師寺 お知らせ

ご祈祷・ご供養についてご相談下さい。

当山にては、菩提寺が無くてお悩みの方、菩提寺が遠くて先祖供養が出来ないという方ご相談下さい。皆様方のご先祖様や故人のご冥福をお祈り致します。 また、ご葬儀・法事・先祖供養・水子供養・月参り・春秋彼岸、お盆参り・悩み事・開運厄除祈祷等ご相談承ります。

TEL 0749-22-7304

※当寺では壇家さんへのお参りなどでやむを得ず留守にする事があります。
ご祈祷やご供養・悩み事相談を申し込まれる方は、事前に予約をお願いします。
まずはお電話ください。

お知らせ

大師寺 からのお知らせ

2010年12月19日

寿命、1

1.わたしはこのように聞いた。或るとき尊師は、王舎城の竹林園のうち栗鼠飼養所にとどまっておられた。

2.そのとき尊師は修行僧たちに告げられた。・・・「修行僧たちよ」と。それらの修行僧たちは、尊師に向かって「尊いお方さま!」と答えた。

3.尊師は次のように説かれた。・・・「修行僧たちよ。この人間の寿命は短い。来世には行かねばならぬ。善をなさねばならぬ。清浄行を行わねばならぬ。生まれた者が死なないということはあり得ない。たとい永く生きたとしても、百歳か、あるいはそれよりも少し長いだけである。」と。

4.そこで悪魔・悪しき者は尊師に近づいた。近づいてから詩を以て尊師に語りかけた。  「人間の寿命は長い。立派な人はそれを軽んじない。乳に飽いた赤子のようにふるまえ、死のくることがないからである。」

5.〔尊師いわく・・・〕--「人間の寿命は短い。立派な人はそれを軽んぜよ。頭髪に火がついて燃えている人のようにふるまえ。死が来ないということはあり得ないからである。」

6.そこで悪魔・悪しき者は「尊師はわたしのことを知っておられるのだ。幸せなお方は私のことを知っておられるのだ」と気づいて、打ち萎れ、憂いに沈み、その場で消え失せた。