大師寺 お知らせ

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大師寺 からのお知らせ

2011年08月14日

盂蘭盆会

『お盆・盂蘭盆会(八月十三日~十六日)

お盆の語源・・・
 「お盆」は「盂蘭盆会」(うらぼんえ)という言葉が略されてできた言葉です。その語源はインドのサンスクリット語、〝Ullanbana〟(ウランバナ)で、中国に伝わった時に「盂蘭盆」という漢字に音写され、後の日本では、略して「お盆」と言われるようになりました。また「お盆」は、ご先祖の魂をご供養するところから「御霊まつり」とも言います。ちなみに英語で言い表すと、〝The Bon Festival〟(ザ・ボン・フェスティバル)と言うそうです。』

『また、キュウリとナスに木の小枝の足を付けた、いわゆる「馬」と「牛」お供えする習わしは、ご先祖さまが早く家に帰ってこれるように「馬」を準備し、またお盆が終わって彼岸の世界に帰る際、沢山のお土産を持って行けるように「牛」を用意してあげるものです。昔はスピードの出る乗り物は馬で、力のある乗り物は牛でしたからね。ここまでしてさしあげるのも、私達の気持ちの表れなのです。 
その他、細かく刻んだキュウリ・ナスや、素麺等の長いものを供えるのは、喉の細い餓鬼にもご馳走を食べてもらえるように、そしてホオズキを供えるのも、火が嫌いな餓鬼のため灯明の代わりとしてお飾りするものです。ホオズキの赤い袋がローソクの炎に似ているでしょ。こうした事は、お経に書いてあるわけではないけれど、すべて、ご先祖さまに〝善かれ〟と考えた昔の賢人の知恵です。決していい加減に作られたものとは言えません。
 近年、地域によっては住宅事情や簡素化の中で、この盆棚を作らず仏壇で間に合わせる家庭も多いようですが、盆棚を持っている方は是非とも、組み立てておまつりしてみてはいかがでしょうか。きっと、日本古来からの「お盆」の情緒が甦ってくるハズです。』

下記のHPから、コピーしました。詳しくは、下記のアドレスへ。・

http://www2.ocn.ne.jp/~atagosan/Gyouji.html