「表面的な、人の目を気にした自分」から「より深く、自分自身のこころの声に根ざした自分」へ変化していく。

それはまず、次の否定形の実行。

１、「偽りの仮面を脱いで、あるがままの自分になっていく」

２、「こうあるべき」とか「こうすべき」といった「べき」かｒ自由になっていく。

３、他人の期待を満たし続けていくことをやめる。

４、他の人を喜ばすために、自分を型にはめるのをやめる。

それは、次のような変化をもたらす。

１、自分で自分の進む方向を決めるようになっていく。

２、結果ではなく、プロセスそのものを生きるようになる。

３、変化に伴う複雑さを生きるようになっていく。

４、自分自身の経験に開かれ、自分が今、何を感じているかに気づくようになっていく。

５、自分のことをもっと信頼するようになっていく。

６、他の人をもっと受け入れるようになっていく。

より自分らしい、あるがままの自分になる人はこうした方向に向かっていく、

そのとき人は、他者からの期待や、「こうあるべき」と言う思いこみ、そして仮面をつけていた「偽りの自分」から離れていき、その時々の自分の気持ちに従いながら、そのプロセスを生きていくようになっていく。

・・・・・ロジャーズ