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大師寺 からのお知らせ
2009年06月27日
桂林荘雑詠(けいりんそうざつえい)、諸生に示す
広瀬建(ひろせけん)・・・「淡窓(たんそう)」の作った誌。
道(い)うことを休(や)めよ他郷苦辛多しと、
同袍(どうほう)友有り自(おのずか)ら相親しむ、
柴扉(さいひ)暁に出(い)づれば霜雪の如し、
君は川柳を汲め我は薪を拾わん。
「注釈」
他郷に出て学ぶのは、
いろりろと苦辛が多いと
なげいてはならない。
そこには一つのどてらを
ともに着るような
親しい友だちがある。
たとえば朝早く起きて
、柴の折戸を開けて出てみると、
霜は雪のように白く、
寒さは身にしみる。
こうした寒さのもとで、
「君は川に行き・・・・・・我は山に行・・・・・・。」と
互いに励まし合う楽しみもある。
*この誌は、教育者淡窓が桂林荘で学ぶ生徒に示した教訓を内容としたものである。
高校生の時に、教えてもらいました。
時々、思い出しては戒めとしています。 |