大師寺 お知らせ

ご祈祷・ご供養についてご相談下さい。

当山にては、菩提寺が無くてお悩みの方、菩提寺が遠くて先祖供養が出来ないという方ご相談下さい。皆様方のご先祖様や故人のご冥福をお祈り致します。 また、ご葬儀・法事・先祖供養・水子供養・月参り・春秋彼岸、お盆参り・悩み事・開運厄除祈祷等ご相談承ります。

TEL 0749-22-7304

※当寺では壇家さんへのお参りなどでやむを得ず留守にする事があります。
ご祈祷やご供養・悩み事相談を申し込まれる方は、事前に予約をお願いします。
まずはお電話ください。

お知らせ

大師寺 からのお知らせ

2010年04月11日

思い出と人生

「年老いて思い出のない人生は不幸である」・・・・・トルストイ

 

*思い出に人生の積極的な価値を認めた言葉である。

あとになって思い出とするに足りる日々を送れ、ということ。

若い人、まだ手遅れにならない人を意識していった言葉。といいたい。

その時その時を大切にしよう、悔いのない生涯を。

昔の人は短命で、平安時代には40才まで「生きのびる」と、お祝いをしたという。

今の日本は長寿社会、高齢化社会となり、70才といえども、古来稀なる年齢ではなくなってしまった。

では、その残る思い出とは何だろう。

青少年期のスポーツ、友人、趣味、生活の思い出。中にはホロ苦いもの、つらいものもあるだろう。

とにかく、単なる記憶ではないことは確かである。できれば後味のよいさわやかなものであってほしいと思う。

結果的に成功、不成功はあるが、一つのことがまさしくあったのだ。

思い出は多いにこしたことはないが、少なくても、たったひとつであっても、

真に思い出の名に値するものであるなら、それなりに意義と強みを持っているのだ。